栗原なぎさ容疑者は悪くない!?あくまで被害者!DV夫から子連れで逃げる難しさ

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毎日のように栗原心愛さんのことが

報道されています。

そして、母親の栗原なぎささんも

逮捕されました。

しかし、容疑者は悪くない!?あくまで被害者!

とう意見もあります。

DV夫から子連れで逃げる難しさについて

考えたいと思います。

千葉県柏児童相談所の二瓶一嗣所長の

家族や子供に関する記事⇒こちら

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栗原なぎさ容疑者は悪くない!?
あくまで被害者!

栗原心愛さん、10歳がとても悲しい結果になって

しまった今回の事件。

連日のように報道されています。

そして母親の栗原なぎささんも

逮捕されました。

しかし、栗原なぎささんは、本当に悪いのでしょうか?

あくまで、被害者のような気がしてならないのです。

その点について、あくまで個人的な考えを

延べようと思います。

まず、何回も報道されていますが、

栗原なぎささん自身、栗原容疑者から

DVを受けていた被害者です。

そのことを忘れてはいけません。

栗原容疑者は、非常に外面は良かったようですが、

もしかしたら結婚した当初から、

DVがあったのかもしれません。

そうすると、栗原容疑者は

身体的精神的に、圧倒的強者です。

栗原なぎささんは、本当に怖かったと思います。

もしかしたら、自分も心愛さんと

同じようなことになってしまうかもしれない恐怖を

感じたことがあるかもしれません。

その時点で、栗原なぎささんは、

完全に栗原容疑者にコントロールされていると

思った方がいいと思います。

番組のコメンテーターの人が

「母親なんだから、自分の身を呈して子どもを

守るべきだった。」という人がいましたが、

本当にそんなこと可能なのでしょうか?

数時間話しただけの、学校の先生や

教育委員会の人、市役所の職員などが、

皆、声を揃えて、

「怖かった。恐怖を覚えて屈してしまった」

「負けてしまった」

というような人が相手です。

その人が毎日家にいて、いつDVされるか

わからない。そんな状況で、

正常でいられる人がいるのでしょうか?

栗原なぎささんが、栗原容疑者に対して、

全て「イエス!」になってしまっても

なんら不思議はないと思うのです。

私は仕事柄、色々な境遇の人をみてきました。

そして、精神的に支配されることの恐ろしさを

何度もみてきました。

その例について上げてみようと思います。

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精神的な支配の恐ろしさ

私が関わっていたあるご家庭の話です。

その家は家長の父親がとても怖いお家で、

今でいうDVが当然の家でした。

妻も子供も長期間その状況にいたため、

基本は常に父親優先。父親がいうことが全て。

常に顔色を窺って、父親の機嫌が悪くならないように

父親がいうことに全て「YES」の家でした。

そうしないと、妻にも子どもにも、

ひどい仕打ちが待っていたからです。

時が立ち、父親が年老い、ベット上から

動けなくなりました。

つまり寝たきりになったということです。

今まで、さんざん酷い仕打ちを受けてきた

妻と子どもはどうするのか?

とてもまめに介護をしていました。

そして相変わらずの「YES」状態。

相当な無理難題を言われても、

妻も息子も逆らうことはありません。

更に寝たきりなのに、父親は杖で

妻や子どもを小突いたりしています。

周りから見ていると本当に不思議なんです。

もう父親は自分の力で動けないんです。

食事も持ってきてもらわないと食べられなくて

餓死してしまうんです。

子どもはすでに50歳を超えた男の方でした。

力でも絶対に負けません。

でも、妻と子供の目は、その時点でさえ、

父親を恐れ、怖がり、恐怖に満ちていました。

そして、全てに「YES」です。

暴力によるマインドコントロールというのは

こんな状況なのかな。と思いました。

長期に渡るDVで、父親が絶対的な

支配者なのです。

その人に逆らうなんてことはもうできないのです。

この家族だけではありません。

何パターンも同様のことになっている家族を

みたことがあります。

この状況、誰が悪いのでしょう?

この家族の中で、父親のひどいしうちが、

子どもに集中的に向けられた時

母親は止められたでしょうか?

答えは間違いなく「No」

止められないと思います。

そういう正常な判断ができる精神状態では

ないのです。

圧倒的な支配者がそこにいるのです。

その人が自分の生死を握っている

そんな状況です。

きっと栗原なぎささんも、同じような

状況だったのではないかな。

と思います。

そんな状況の栗原なぎささんに、

「母親なんだから、身を呈して

子どもを守るべきだった!」

なんてことは、私は口が裂けても

言えないです。

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栗原なぎさ容疑者は悪くない!?
あくまで被害者!DV夫から子連れで逃げる難しさとは?

もう一つ議論になっていることとして、

「栗原なぎささんは、栗原心愛さんを連れて

栗原容疑者のもとから逃げるべきだった。」

という意見です。

それは本当に可能なのでしょうか?

今度はそこについて考えていきたいと思います。

まず第一に、「逃げよう」という

正常な判断ができる精神状態であることが

必要です。その判断ができないほどに

精神的に支配されていたとしたら、

もうどうにもなりません。

もし「逃げよう!」という判断ができて

DV夫から逃げる場合、絶対に必要なことがあります。

それは何だと思いますか?

それは、

「絶対に二度とDV夫に見つからない事」

です。

もし逃げて、再度つかまって、連れ戻されたら

どうなると思いますか?

前よりもっと悲惨なことになるのはわかりきっています。

だから絶対に二度と見つかってはいけないんです。

この条件を満たす可能性が最も高いのは、

「実家」です。

両親がしっかりされていて、見つかっても

守り通せるような実家であれば、そこに

逃げ込むのが一番です。

ですが、このような実家がない場合も多くあります。

親と死別している場合、

親が離婚している場合、

親が頼りにならない場合、

親と不仲である場合、など、

色々な事情で実家に頼れないということは

多々あります。

実家に逃げられないとなったら、

DV夫から逃げ続けることは

日本の場合、すごく難しいです。

まずDV夫から子連れで逃げた場合、

・住む場所

・仕事の場所

・子どもの通学先

が最低限必要になると思います。

上記のことがしたい場合、身分証明書

や住民票が必要になります。

しかし、まだ婚姻関係が持続している場合、

住民票をみる権限が、夫にもあります。

市で申請すると簡単に教えてくれますよね。

ですので、住民票を動かすということは

夫に、どこに住んでいるのか教えてしまう

ようなものです。

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では住民票を動かさずに逃げた場合、

小学校には入れてもらえるでしょうか?

仕事先の身分証の提示はどうしたらいいのでしょう?

車の運転免許書があればいいですが、

それも持っていない場合は、マイナンバーカードを

使えばいいのでしょうか?

でも住所は動かせないので、住所は前の家の住所の

ままです。色々な連絡がそちらにいってしまうかも

しれません。そしたら見つかってしまいます。

DVをされる方って所有者意識が強いのか、

独占欲なのか、とにかく諦めずに相手を探す傾向があります。

栗原容疑者にもその傾向はみてとれます。

DV夫から逃げてるという方の中には

住民票などは一切動かさず、

偽名を使い生活されていました。

もちろんそれでは、まともな仕事には就けないので

夜の仕事をされており、

それでもDV夫に見つかるから、と

定期的に住む先を変えておられました。

子連れでこれって可能でしょうか?

子どもに偽名を使わせ、住民票がない土地の

小学校に通わせられますか?

無理なら、もう学校には行かせない!

という選択をしますか?

それはなかなか難しそうです。

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母子生活支援施設とは?

では行政に頼りましょう!

DVを受けていて、子連れでも引き受けて

くれる施設がありました。

「母子生活支援施設」です。

色々な理由で入所されるようですが、

最近は、5割以上がDV被害を受けた方のようです。

受けられる支援としては

  • 24時間体制で緊急入所を受けつける
  • DV防止法に基づいた一時保護委託依頼を受けた場合、迅速に母子を受け入れ、施設内で安心・安全に生活できる環境を整える
  • 警察署、福祉事務所、配偶者暴力支援センターなどの関係機関との連絡態勢を整える
  • 情報管理を徹底し、夫などのDV加害者に母子の入所を知られないよう配慮する
  • 母子に対するカウンセリングなどを行う

などがあるようです。

栗原なぎささんが栗原容疑者から

逃げる唯一の手段はこれだったのかもしれません。

この施設に頼ることができ、

きちんと対応してもらえれば、

母子で再出発ができたのかもしれません。

ただし、きちんと対応してもらえれば。です。

今回の報道では、行政の不手際が沢山話題になっています。

そんな中、DV夫から逃げて、

もし見つかって連れ戻された時のことを思ったら、

怖くて逃げることもできないかもしれません。

そもそも、この施設に頼るためには

この施設について知っていることや

場所や行き方などの情報収集ができることが

前提条件として必要です。

栗原なぎささんにその自由は与えられて

いたのでしょうか?

精神的に苦しんている中で、

このような施設について調べる

余裕はあったのでしょうか?

なんにしても厳しいのが実情です。

今回非常に悲しい結果になってしまいました。

私は、このような結果になったことについて

仕方なかったというつもりはありません。

どこかでこのような結末にはならないように

できたのではないかと思っています。

でも、栗原なぎささんが責められるのも、

違うと思うのです。

あくまで悪いのは、栗原なぎささんにDVし

支配した上で、栗原心愛ちゃんにも

ありえない仕打ちをしていた

栗原勇一郎容疑者だと思うのです。

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栗原なぎさ容疑者は悪くない!?のまとめ

今回は、栗原なぎさ容疑者について

自分の考えを延べてみました。

・栗原なぎさ容疑者は悪くない!?あくまで被害者!

・DV夫から子連れで逃げる難しさ

について考えました。

DVされ、圧倒的な支配下に置かれた人は、

正常な判断ができないことや、

執拗に追いかけてくる人から

子連れで逃げる難しさをみてきました。

私は栗原なぎささんがTVに映るたびに

可哀想な人だなぁと思います。

夫からDVを受け苦しみを味わい、

さらに、自分の子どもを守れなかなったという

現実とも今後向き合っていかなければいけません。

栗原勇一郎容疑者からの

精神的支配から脱却し、正常な判断を

取り戻した時に、きっと、

本当に心から傷つくと思うのです。

栗原なぎささんが今何を考えているのかは

わかりませんが、

これからゆっくりと、今までの出来事について

振り返っていってほしいと思います。

最期までお読み頂きありがとうございました。

千葉県柏児童相談所の二瓶一嗣所長の

家族や子供に関する記事⇒こちら

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コメント

  1. 通りすがり より:

    一度離婚する行動力があったのですから、逃れることはできたはずです。

    でも1人で子供を育てていく生活力や精神力がなかった。
    再婚して生活力はなくてもよくなり、自分を守るために子供を犠牲にする屈折した精神力が育った。

    母親はDVで洗脳されたとかではなく、もともと母親に相応しくなく子供のままだったので苦労のない方へ流されたのです。
    よく聞くDV被害者の例とは異なります。何の同情も擁護もできません。共犯者です。

    • nakamura86 より:

      通りすがり様
      コメントありがとうございます。
      そうなのかもしれません。
      私はそのような意見も全く否定するつもりはありませんし、実際に栗原なぎささんとお会いしたことは実際にないので、何もわかりません。
      ですので、通りすがり様がおっしゃっているような方の可能性も十分にあると思っています。
      ご意見して頂き、誠にありがとうございます。
      また何かありましたら、教えて頂けると嬉しいです。