引用元:http://amalate.co.jp
11月22日放送の
所さん!大変ですよ「誕生!?伝統工芸の救世主」
という番組に発達障害を抱える人が登場されます。
登場される方は、人と関わることを苦手とする人。
接することを苦手とするのに
人に教えてもらう立場を選んだのは何故なのか?
困難に立ち向かうことを選択したのは何故なのか?
が気になったので調べてみました。
どうぞ、最後までお付き合いください。
目次
採用した伝統的工芸品メーカー
今回、登場するメーカーを調べてみると
京都にある会社だと分かりましたので
少しまとめてみました。
京鹿の子絞り「種田」
社名:株式会社種田(絞彩苑 種田)
住所:京都市下京区柳馬場五条上る
電話番号:075-351-4581
代表者:代表取締役 種田靖夫
鹿の子絞りとは?
引用元:http://www.cosaien.com/
着物や帯揚げなどに使われる染織技法のこと。
千数百年も前から続く技法の括(くくり)の模様が子鹿の
斑点に似ているところから「鹿の子絞」と言われている。
特徴としては色合いにじみ具合や独特の立体感がある。
江戸時代には贅沢品として、何度も禁止令が出されるほどの
繊細かつ豪勢な絞りが製造されていました。
採用に至るまで
京都市の取り組み
京都市では、「はぐくみ支え合うまち・京都ほほえみプラン」に基づき,障害のある方の就労支援に取り組んでいます。
京都市情報館
この取り組みは、障害者雇用に意欲があるけれど
雇用に関するノウハウがない企業に対して
障害者雇用促進アドバイザーの派遣をした際の
費用を補助する取り組みを実施するものです。
その制度を活用し今年の3月に採用したのが
京都の伝統的工芸品「京鹿の子絞」のメーカー
株式会社種田(絞彩苑 種田)
になります。
採用されたのは上田倫基さん
今回の採用に当たり代表取締役の種田さんは
次のようにコメントされています。
今回,採用した上田さんは,仕事に対するモチベーションが高く,また,繰返し作業の「くくり」に適した特性をお持ちでした。今は,「くくり」職人の腕を磨きながら,商売に必要な知識を覚えてもらっています。伝統工芸もグローバルな視野を求められる時代。世界に広めていける人材に成長して欲しいと願っています。
京都市情報館
日本各地の伝統産業分野においても後継者不足は
深刻なものとなっています。
なので、障害のあるなしに関係なく、後継者を育て
業界を盛り上げていくことが必要となっています。
人材を海外に向けるのではなく、国内にも適した
人材がいることを証明した事案だと思います。
なぜ上田さんの採用したのか?
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