2019年1月29日のセブンルールに
建築家の岡野道子さんが出演されます。
岡野道子さんの年収や
被災地の復興住宅の作品、
建築・ワークショップを事務所へ依頼する方法など
が気になったので、
まとめてみることにしました。
目次
岡野道子さんとは?
出典:http://michikookano.com/profile.html
氏名
岡野 道子(おかの みちこ)
誕生日
1979年1月
職業
建築家
芝浦工業大学建築学部特任准教授
所属
岡野道子建築設計事務所代表
芝浦工業大学建築学部特任准教授
生い立ち
岡野道子さんは、
父が医師で兄も医師を目指す家庭で育ちました。
しかし、岡野道子さん自身は建築物に惹かれ
建築に興味を持つようになります。
幼少期に魅力を感じた建築物への興味は
その後消えることはなく、
建築家を夢見るようになります。
岡野道子さんは憧れだった夢を体現し、
東京理科大学建築学科へ進学されます。
お兄さんは医師になられているようなので、
幼少期に家庭ではきっと英才教育を
受けていたのではないかと思います。
「建築少女」「建築オタク」と呼ばれていた
ようなので、よっぽど好きだったんでしょうね。
私の友達の建築オタクは、建造物を見て
「このサイズを人が作ったと思ったら感動でしょ?」
「あの天井の曲線がたまらないよね?」
「柱のバランスが絶妙で・・・」
などと言いながら、写真を撮りまくっていました。
岡野道子さんもそんな感じなのでしょうか?
岡野道子さんは、建築科へ進学後も
建築への想いは変わらず、猛勉強されます。
そして、東京理科大学建築学科への進学後、
様々な建築物を設計されます。
さらに岡野道子さんは東京大学の博士課程に
進学されますが、中途退学され、
日本を代表する建築家の伊東豊雄さんの
事務所に2005年に就職されます。
就職後は公共施設の建設を中心に充実した日々を
10年間、2015年まで送ります。
転機はそんな充実した日々を送っていた2013年に
起きた東日本大震災でした。
津波や自身の倒壊などで「建築物が人を傷つけている」
という状況をみて、大きな衝撃とショックを受けたそうです。
岡野道子さんは、そこから、被災地への復興支援や
街づくりに力を入れるようになったそうです。
岡野道子さんがは東日本大震災の映像をみて
何を感じたのでしょう?
自分が魅力を感じ、幼少期から愛してやまない建築。
自分達が一生懸命設計した建築物が
人を傷付け、苦しめる現実。
しかもその当時は、公共施設をメインで設計されていた
ようなので、公共施設も沢山倒壊しましたし、
津波でも流されました。
物凄い衝撃と共に、自分が信じていた何かが崩れる
ような感じも受けたのでは、ないでしょうか?
その時の自分の気持ちを大切に、
被災地支援や復興住宅設計を始めた岡野道子さん。
とても素敵な方だと思います。
後のページでその建築作品についても
見ていきたいと思います。
岡野道子さんの年収は?
そんな素敵な岡野道子さんの年収を
見ていきたいと思います。
岡野道子さんの現在の収入は
岡野道子建築設計事務所代表としての収入と
芝浦工業大学建築学部特任准教授としての収入の
合計だと思います。
岡野道子さんは、
復興住宅の設計や公共施設の設計
個人の住宅の設計などをされていると思います。
個人住宅の設計料は、「言い値」になると思います。
平均はあるはずですが、人気がある建築家だと高くなりますし、
人気がない方だと平均以下になるはずです。
公共住宅の設計費はどうなるのでしょう?
公募型プロポーザル方式というので公募されると、
選ばれた企業は発表され、受注金額も
きちんと市のホームページなどに記載されるようです。
どんな仕事をどれだけ受けているのかはわかりませんが、
岡野道子さんは様々な賞も受賞されていますし、
設計費が安いということはないはずです。
ですので、年収は最低1000万はあるのではないでしょうか?
年収の詳細については
もちろん公表されていませんし、
わからないことが多いので、予想になります。
また何か情報がわかりましたら追記させていただきます。
岡野道子さんの被災地の復興住宅作品などの建築作品は?
岡野道子さんが設計した
被災地の復興住宅作品を紹介したいと思います。
2017年
甲佐町営子育て支援住宅/集合住宅、熊本
甲佐町営甲佐地区災害公営住宅/集会所・住宅、熊本
この作品は、熊本県の設計者選定の
公募型プロポーザルにて最優秀者に選ばれました。
災害公営住宅は2018年8月に竣工し、
子育て支援住宅は2019年10月竣工予定だそうです。
出典:http://michikookano.com/works.html
出典:http://michikookano.com/works.html
出典:http://michikookano.com/works.html
この設計案は、甲佐町役場に隣接し、災害公営住宅、
都市防災公園、子育て支援住宅が計画されています。
住民同士の声や視線が届き、穏やかに安心して暮らせる
新しい復興拠点が提案されています。
岡野道子さんは
「被災し、復興住宅に来ると、地域との繋がりがなくなって
しまい、それがさらに被災者を追い詰めていく。
住民のニーズをきちんと活かした住宅を作りたい。」
というような話をされていました。
この被災地の復興住宅作品も、一つ一つの家に
日照や良風が入るように考えられており、
快適な外部と半外部空間(土間)を全ての家に
つくることで、自然と共生する暮らし、
周りの人との繋がりができる暮らしを
体現できるようになっています。
この設計案は、一軒一軒の構造だけでなく、
コミュニティーのつながりも考慮されている
ことが高く評価をされたようです。
さらに長期間住めるように、将来2戸をひとつに
できるように考えられていることも大切な要因だったようです。
この案ってとても素敵だなと思います。
家の外と中をつなぐ、半外(土間)の空間があり、
周りとのつながりが意識され、
子育て世代も他の世代も住みやすい街づくり。
岡野道子さんは東日本大震災での転機を
このように活かされたということがとても
よくわかる設計だと思います。
住民一人一人のことを考えながら、
コミュニティ全体のことを考える。
住宅の影響というのは大きいと思います。
壁で完全に仕切られた中に暮らしていたら、
コミュニティに目がいかなくなると同時に
孤独になっていくと思います。
人はひとりでは生きていけません。
煩わしいこともありますが、
コミュニティの中に自分の居場所があることが
とても大切だと思います。
それを叶える被災地の復興住宅は、
本当に素敵だと思います。
他にも沢山の建築作品を作られていて、
幼稚園やホテル、個人の住宅なども手掛けているようです。
岡野道子さんへ住宅の建設やワークショップを
事務所を通し依頼する方法は?
岡野道子さんは、建築設計だけでなく、
街づくりの一環として、ワークショップも
行っているようです。
今までに行われたワークショップ
生活・暮らしのヒアリングワークショップ
住民に直接ヒアリングを行い、どんな住宅が
今後望まれていくのかを知るためのワークショップ
家具つくりワークショップ
学生もともに、家具や花壇、サインの設計や製作
を行いました。みんなで様々なものをつくる中で、
住民・自治体・施工者の交流を生み出した。
「森の小さな家をつくろう」
東日本大震災で被災した小学校の子供たちと
森の家をつくるワークショップを行った。
ワークショップは、復興支援になるのと同時に、
住民のニーズを学生と共に聞くことで、
これから住宅にかかわっていく建築科の学生にも
「住民のニーズ」を大切にした建築家に
なってほしいという思いもあるようです。
森の小さな家を作ろうというワークショップの
子供たちの笑顔がともも素敵でした。
上記のようなワークシップも行っている
岡野道子さんへ住宅の建築やワークショップを
依頼する方法はあるのでしょうか?
調べてみました。
岡野道子建築設計事務所のHPに入ると
「contact」という項目があります。
そこをクリックすると、
岡野道子建築設計事務所にメールが
送れるようになっています。
そこに、どんなことを依頼したいかなどを
記載し、送信したら、連絡はとれると思います。
セブンルール放送後はちょっと
込み合いそうですので、時間がかかるかもしれませんね。
まとめ
今回は建築家岡野道子さんについて
みてきました。
・岡野みちこさんはどんな人なのか。
幼少期から建築大好きな建築少女で、
その夢に向かって真っすぐすすまれ
建築家になった方でした。
東日本大震災で受けた衝撃を転機に
コミュニティ・住民を大切にする
住宅設計をされていました。
・岡野道子さんの年収は?
はっきりとはわかりませんでしたが
最低1000万はこえていそうです。
・岡野道子さんが作った被災地の復興住宅作品は?
熊本県の甲佐町営の子育て支援住宅/災害公営住宅を
紹介しました。住民一人一人とコミュニティの繋がりを
大切にした素敵な住宅でした。
・岡野道子さんへ建築・ワークショップの
依頼方法(事務所)は?
今までに行われたワークショップを紹介し、
岡野道子建築設計事務所へメールで依頼できる
ことをまとめました。
上記のことを調べていく中で、
岡野道子さんの人柄に触れ、
本当に素敵な人だなぁと思いました。
住民のニーズを大切にしてくれる、
岡野道子さんのような方に、
色々な施設を設計してほしいです。
これからも岡野道子さんを
応援していきたいと思います。
長文を最後までお読み頂きありがとうございました。
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