今回、「ザ・ノンフィクション」で
3人の舞妓さんが登場します。
明るく華やかに、日本の伝統を受け継いできた舞妓や芸妓。
京都には、舞妓や芸妓が暮らす花街が五つあります。
中でも最古の歴史を持つのが、
今回の舞台となる上七軒(かみしちけん)です。
引用:https://tv.yahoo.co.jp/program/52074202/
ということで、上七軒で繰り広げられる
人生ドラマについてまとめたいと思います。
志村理音さん(芸妓:勝音さん)⇒こちら
三島果帆さん(芸妓:勝奈さん)
八木寿仁葉さん(舞妓:勝貴さん)⇒こちら
の3人が登場しますが、
今回は、三島果帆さんについてまとめます。
目次
入門
三島果帆さんは
船橋市立行田中学校出身で
管弦楽部として第二バイオリンの
パートリーダーを務めていました。
進学を考える時期になった時
果歩さんは進学ではなく
舞妓になる道を選びました。
高校進学を勧める両親から
反対されましたが
「生まれ変わってでも舞妓になりたい」
と両親を説得しました。
舞妓になることを了承してもらい
中学卒業後の2012年(15歳の時)に
上七軒にあるお茶屋
「大文字」の門を叩きました。
この時点で
果帆さんの舞妓になりたい!
という意志の強さを感じます。
中学生で両親を説得するほどの
気持ちがあるというのは
すごいと思います。
修行
舞妓は日々修行であり
修行開始当初は涙に明け暮れる日々を
送ることが多いようです。
しかし果帆さんは入門以来
涙を流すことがなく
弱音さえ吐きませんでした。
お茶屋さんで修行を始めた果帆さんは
修行中は「仕込みさん」と呼ばれます。
そして先輩の芸姑達と
暮らすことになります。
自分の修行はもちろんのこと
先輩の芸妓さんや舞妓さんの
お手伝いもします。
果帆さんが「大文字」のお座敷で
初めてのお手伝いをした時
緊張しっぱなしの果帆さんは
頼まれた熱燗と間違えてビールを
運んでしまうような失敗もしました。
しかし果歩さんは涙を見せません。
入門して10日が過ぎた頃
果帆さんは師匠から長唄や舞を
教えてもらいはじめます。
果歩さんは、お師匠さん達から
「筋が良い」と褒められていました。
舞妓としてデビュー
果帆さんは、芸妓の勝也さんに
姉になってもらう予定でした。
芸姑の勝也さんは、
果帆さんの修行ぶりについて
「しっかりしすぎというぐらいしっかりしてはる」
と語っておられました。
2012年9月1日
果帆さんは勝也さんに連れられて
始めて髪を結いました。
そこでも果帆さんは
「苦しい事は無い」
と笑顔を見せていたました。
ご両親の反対を押し切って
舞妓になった手前
弱音を吐けなかったのでしょうか?
それとも自分で選んだ道だから
苦しくない
と言い聞かせていたのでしょうか?
15歳の女の子が
今までと全く違う道に進んで
しんどくないわけがないですよね・・・。
2012年11月15日
入門して8ヶ月が過ぎた果帆さんは
勝瑠さんに白塗りをしてもらい
舞妓・勝奈としてデビューする日を
迎えました。
果帆さんはしきたり通り
盃を交わした姉・勝也さんに
連れられて様々な所へ
挨拶まわりに行きました
「大文字」の女将・今井貴美子さんは
「本人が楽しいと言いながらやっているのは嬉しい事だが、安心は出来ない」
とおっしゃっていたそうです。