こんにちはMaruです。
2019年3月15日に再び不正のニュースが
飛び出してきて話題になっています。
問題はどこにあるのでしょうか？
地震論文をねつ造、改ざんしたことで
困るのは誰なのか？
一般人の生活に与える影響はあるのか？
についてまとめてみました。
目次
問題点は？
2016年4月に起きた熊本地震のデータについて
不適切なデータだと指摘があったわけですが
問題はこの1つけにとどまらないようです。
- 2011年 東日本大震災
- 1993年 北海道南西沖地震
- 1995年 阪神大震災
これらの地震論文も指摘されています。
地震論文 5編でねつ造認定。
地震論文 17編は不正疑い。
研究論文に不正が見つかったことにより
日本の地震研究に及ぼした影響は多大
とされています。
そして、その地震論文を作成した人物は
大阪大学の元准教授の方です。
なぜ、元がついているかというと
問題が発覚後に退職しているからです。
さらに、もう亡くなっているため真相が
明かされぬまま闇の中に葬られたという話もあります。
生前語った話によると
実際に測定をし、論文を書いた
と言っていたようですが
記録を再確認した結果、不正と認定されたのです。
論文を作成するのは1人だけではなく
共同研究者もいるわけですが
准教授以外の人は関与していなかったと
いう事が確認できているようです。
そのため今回の地震論文の責任は
亡くなられている元准教授だけにあるようです。
具体的にどんなところに改ざんがあったの？
不正が認定された論文のどこに問題が
あったのでしょうか？
調べてみると地震の観測データに
改ざんがあったということです。
- 熊本地震の本震の観測データ
- 熊本地震の橋への地震動（九州自動車道）
- 熊本地震の橋への地震動（西原村、南阿蘇村）
- 熊本地震の本震に関するデータ
- 東日本大震災のダム近くのデータ
実はこの問題は2016年4月の
熊本地震が発生してしばらくしてから
データが不自然だと指摘があったようです。
そのため2017年10月から大阪大学で
内部調査を進めていったことで
今回の問題発覚に至ったようです。
観測データとか地震データの改ざんって
一番大事な数値が書き換えられたわけですよね。
正直何でこんなことをしたのか？
とても不思議に思います。
成果を出すことに焦りを感じて
改ざんしてしまったという話は
過去にもありましたが
今回もそんな感じで改ざんが行われたのでしょうか？
よくある話という一言で片づけるには
少し問題が大きすぎます。
准教授がいた大阪大学は次のように
コメントしています。
研究者としての行動規範や
研究倫理の欠如があった。
データ管理についても理解が
不十分だった
こうコメントを発表していますが
元准教授が初めから不正を働いていたとも
思えないので何かきっかけがあったと思うんです。
大学から研究費を出してもらわなければいけない
のプレッシャーなのか？
もう本人の口からは語ってもらうことが出来ません。
では、今回のねつ造でどんなところに
どんな影響があるのか調べてみました。
地震論文のねつ造、改ざんで困るのは誰？一般人の影響は？
困るのはまず大阪大学ですね。
今回ねつ造された論文の研究に
国からの資金が提供されているので
対応を検討する必要があるようです。
科学技術や対応策といったものは
研究によって得られたデータが
正しいという前提で進められてきました。
そのためその信頼されているデータが
間違っていたとなると
それを基にされたものまでが
信用できないということになります。
開発までにかけた時間やお金が
一瞬で無駄になるという事です。
特に地震の研究データが間違っていたとなると
耐震設計にまで影響を与えると思いますので
大型構造建築物は大丈夫なのか？
という不安が私の頭の中をよぎりました。
今回の1件は明らかに社会をよくするという行動を
遅らせる、いえマイナス方向に進んだ
という事を考えると
影響をするのは一般人という
狭い枠ではないと思います。
日本全体に影響を与えた事件だと思います。
今回のねつ造が具体的にどんな影響が出るのかは
もう少し発表を待ちたいと思います。
問題点は？地震論文のねつ造、改ざんで困るのは誰？一般人の影響は？のまとめ
今回は次のようにまとめてみました。
- 問題点は？
- 具体的な改ざん箇所は？
- ねつ造、改ざんで困るのは誰？一般人の影響は？
長期的な改ざんがあったことで
今後に与える影響がどれほど出るのかは
全く分かりません。
今後出てくる発表を注意して見守りたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。