池上英子教授の『セカンドライフ(SL)』でのアバターは?経歴/研究内容を。【ハートネットTV】

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セカンドライフ内の池上教授のアバター

池上英子教授は、ニューヨークを拠点とする社会学者です。

現在、ニュースクール大学大学院社会学部

Walter A. Eberstadt 記念講座教授をされています。

近年は仮想社会の研究にも力を入ています。

3Dのバーチャル空間『セカンドライフ(SL)』内で

自分のアバターを操作し、自閉スペクトラム症(ASD)の方々と出会い、

そういった人たちの研究をされています。

3Dバーチャル空間で

自閉症スぺクトラムの人達の自助グループ?

そもそも池上先生はどういう人なの?

ということが気になって、

池上先生とセカンドライフ内の

自閉症スペクトラムの人達の世界について

調べてみる事にしました。

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池上先生のプロフィール

名前:池上英子(いけがみえいこ)

生年月日:不明

出身地:東京生まれ

現在はアメリカのニューヨーク州ニューヨーク市?

京都にもご自宅があるようです。

出身高校:東京教育大学附属高等学校

(現在の筑波大学附属高等学校)

出身大学:お茶の水女子大学文教育学部国文学科。

簡単な経歴

大学を卒業後に日本経済新聞社に勤めていたそうです。
その後、筑波大学大学院地域研究科修士課程修了。
さらに、ハーバード大学社会学部博士課程へ進学され、
そこでPh.D.を取得されています。
そして、イェール大学大学院社会学部で助教授と准教授、
プリンストン高等研究所研究員、
ニューヨーク公共図書館カルマンセンターフェローなど
も勤めてこられました。

※Ph.D.とは Philosophiae Doctorの略称で、いわゆる博士号です。

ただし、法学、医学、神学以外ですが。

写真は池上先生とアバターの写真です。

最初の画像も池上先生のアバターの写真です。

アバターがとってもかわいいです。

こんな方に話しかけられたら、ついつい答えてしまいそうです。

お互いの顔がわからない、というのも研究をするのには

良い環境なのかもしれません。

なぜセカンドライフ内の
自閉スペクトラム症の人の交流に着目したのか?

・セカンドライフ内では、自閉スペクトラム症だと公言している人が少なからずいること。

・自閉スペクトラム症の人同士が情報交換をする当事者グループもあり、活発に交流していること。

・そこで、自閉スペクトラム症の世界について深く語られていたこと。

池上先生は、そこで当事者たちの話を聞いていると

「脳の不思議の入り口へといざなわれている気持ちになった。」とおっしゃっています。

そこで2012年あたりから、仮想空間での当事者グループの会合に参加するようになり、

現在では、100回以上参加し、そこに集う約100人のアバターと交流したそうです。

すっごく密度の濃そうな世界ですね。

自閉症スペクトラムの方達がみている世界と
いうのはどんな風なんでしょうか?

とても興味がわいてきます。

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実際の会合はどんな感じ?
どんなことが話されるの?

実際の会合

・参加者は知的レベルの高い方が多い。

・年齢層は20~30代が中心。

・円形に並べたクッションに思い思いに座り、自由にチャットで話し合う。

話される内容

・どうすれば学校や職場での人間関係がうまくいくか。

・自閉スペクトラム症の症状や独特の身体感覚とどうつきあうか

会合の場所が3Dになっただけで、

会合の仕方や、話す内容は大差がないように感じました。

印象的なことは?

・知覚の異常や過敏な感覚を訴えている人が多かった。

例えば、感覚が不安定になると、色彩がとても強烈に感じられて、その物の形が認識しづらくなる、と言っていました。例えば、赤いリンゴを見ても、赤い色は分かるけれど、意識的に努力しないとそれがリンゴだと分からない。
この人は、数字や文字が色を伴って感じられる感覚も持っているとも話していました。

おなかがすくという感覚がない人もいた。
うっかりすると一日何も食べないという人も。その人は、満腹感も弱いため、食べ始めると食べ過ぎてしまうこともあるそうです。

なぜ、仮想空間が研究に適していたのか?

ほとんどの方は実世界ではコミュニケーションが上手くいかないが、仮想空間では、自然な会話ができる人が多く、様々なことを語ってくれるようです。

その理由は

自閉症スペクトラム症の人は、話しぶりや表情、視線などから話し言葉で表現されていない細かなニュアンスを読み取ったり、表現したりする、といったコミュニケーションが苦手な人が多いが、仮想空間のアバターにはそうした微妙な表情がなく、全員視線も定まらない。

また、文字によるチャットなので、口調から微妙な本音などを察するといった必要がない。

さらに感覚過敏があり、周囲の音やにおい、光などの周囲の刺激や慣れない環境が苦手な人も多い。しかし、仮想空間の中で交流する場合、自分自身は自宅のソファなどで過ごしやすい環境に身を置いて、パソコンを操ることができ、余計な刺激を受けずに、安定してコミュニケーションしやすい。

などが挙げられています。

自閉症スペクトラム症の方は、非常に高い知性を持っている方もおられ、周囲の理解と環境が整えば、ものすごい能力を発揮できる方がいるというのは、以前から言われている話です。

今回セカンドライフ内でのアバターの話を聞いて、私達が当然と思ってしていることや、私達が鈍いために流してしまっていることなどを感じてしまい、パニックになっている自閉症スペクトラムの方々の姿が見えた気がします。

今回のこのセカンドライフないでの研究をまとめた本が出ています。

“ハイパーワールド:共感しあう自閉症アバターたち”(NTT出版)などがあります。

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今回のハートネットTVは?

昨年のハートネットTVで、池上英子教授に密着。

放送をきっかけに、今日本でも自閉症の人たちがセカンドライフで「当時者の会」を開こうと新たな動きが始まった。

その中心の朋さんは「日本では仮想空間であっても障害を明かせない」と感じ、初めての開催に向け挑戦する模様が放送される。

池上英子先生、セカンドライフをきっかけに動き出した

日本の自閉症スペクトラム症の方々の挑戦が楽しみです。

まとめ

池上英子先生のセカンドライフ内のアバターは

とても素敵だった。

池上英子先生は、経歴も素晴らしいが、

自閉症スペクトラム症について

非常に興味深い研究をされていた。

日本国内でもセカンドライフで

「当事者の会」を開こうと挑戦している方々を

今後も応援していきたいと思った。

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