2019年1月4日放送の
よーいどんの教えてスゴ腕ワーカーで
紹介されたプロフェッショナルの
茶筒職人・八木隆裕さん
開化堂が気になったので調査してみました。
2019年4月18日にカンブリア宮殿で
特集されますので加筆をしました。
目次
よーいどん
今回のよーいどんの
「教えてスゴ腕ワーカー」は
開化堂のプロフェッショナルの
茶筒職人・八木隆裕さんが紹介されました。
明治8年から続くお店を継がれたそうです。
そのころから、かわらない技法を
引き継がれているそうです。
蓋を重ねただけで
自重でゆっくり蓋がしまり
また、茶筒の色が、徐々に変化していく様が
とてもカッコいいです。
こちらが色の変化の写真になります。
明治時代にブリキを輸入して、
茶筒を作り始めたのがスタートだそうです。
現在は銅や真鍮などで茶筒を
作っているそうです。
茶筒作りは伝統工芸の一つで
日本国内では売り上げは
低迷していきました。
しかし、八木さんは海外に目を向けることで
このピンチを脱却しました。
海外でも宣伝を行い
現在、開化堂には海外のお客さんが
多く訪れるようになっています。
茶筒工房での職人技とは?
茶筒を作る工程は
①材料切り
②丸める(上の写真の一番右の工程)
三本ロールという機械を使い行われており
きれいな丸にするには熟練した技術が
必要とのことです。
③ハッソウで挟む
ハッソウというのは開化堂で使われている
クリップのようなものだそうです。
丸めた金属を仮止めしておくための
もののようです。
④底入れ(上の写真の一番左の工程です。)
丸めた金属のつなぎ目にハンダ付けをして
固定する過程をいいます。
⑤底入ハンダづけ
⑥調子を見る
⑦磨く
⑧仕上げ
という8つの工程を全て手作業で
行うことになります。
分からない単語もあると思いますが、
(私もあります。)
とても手間暇ががかり
量産できないということがわかります。
出典:https://www.kaikado.jp/
茶筒のお値段は?
サイズにより、値段が違いましたが
銅製・ブリキ製・真鍮製の茶筒で其々
1万2000円~1万7000円くらいでした。
珈琲缶は
2万円~2万5000円くらい
パスタ缶は
小:2万5000円
大:2万6000円くらいででした。
銅製・真鍮製・ブリキ製が其々ありましたが
金属の種類では
お値段は変わらなかったです。
サイズにより値段が変わる感じでした。
やはり、職人さんの手作りということで
茶筒とてしては、高価ですね。
でもとっても素敵です!
いつかご褒美とかでゲットしたいです。
楽天でも取り扱いがありましたので
紹介させていただきます。
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茶筒の修理も!
八木さんは
「修理で帰ってきたということは、
そこまで、大切に使って頂けたということで、
とても嬉しい」と。
何度も修理して使えるというのも
銅の茶筒の魅力の一つですね。
開化堂カフェをオープン
出典:http://www.kaikado-cafe.jp/
八木さんは、茶筒の魅力を伝えたいと
カフェをオープンされました。
カフェにおいてある様々な小物が
茶筒の技術を応用し作られていました。
・照明
・砂糖入れ
・コーヒー缶
・ウォーターポット
・スピーカー
・パスタ入れ
などが銅で作られていました。
全部注文できるのでしょうか?
一度見に行きたいです。
出典:http://www.kaikado-cafe.jp/
八木隆裕さんの目標とは?
「100年後も同じ茶筒を作り続けたい」
という想いを語っておられました。
4月18日のカンブリア宮殿
創業140年の老舗が作る茶筒は
創業当時から変わらない
製法で作られています。
一時は廃業寸前にまで陥るも
海外で起死回生を狙うと大絶賛され
見事に復活しました。
茶筒の生き残りをかけた戦術とは
一体何だったのか?
番組の放送が楽しみですね。
まとめ
よーいどんで紹介された
スゴ腕ワーカーの
八木隆裕さんの職人技で作られる茶筒!
その技術も素晴らしいですが、
海外に商品展開したり、
新たな商品の開発や
カフェの経営など
新規顧客をマーケティングをされ、
茶筒の魅力を発信されているということが
本当にすごいなと思いました。
伝統工芸は、素敵なものが本当に多いですが、
値段が高いのと、需要の減少で、
縮小傾向になっているものが多いです。
しかし、日本の伝統ですので、
残っていってほしいと思います。
そんな中、新たな顧客を開拓していくことは、
本当に大切だと思います。
腕も確か!商品も素晴らしい!
新しい顧客のマーケティングまでできる!
という八木隆裕さんを
今後も応援していきたいと思います。
カンブリア宮殿に出演されている
八木隆裕さんについての
記事も書きました。