三遊亭じゅうべえ(外国人落語家)の出身・経歴は?好楽師匠との出会いは?

三遊亭好楽さんの弟子で

現在、前座修行中の外国人落語家

三遊亭じゅうべぇさんが、

「みんなの2020 バンバンジャパーン!」の

「となりのペリーさん」に出演する。

外国人が落語?

三遊亭好楽に弟子入り?

どんな落語をするの?

と色々気になったので、

調べてみることにしました。

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プロフィール

氏名:ヨハン・ニルソン・ビョルク

出身:スウェーデンウプサラ出身

生年月日:1985年10月3日、

身長:185㎝

子ども時代

子どもの頃は「ドラゴンボール」「ナルト」など

日本のアニメやマンガに夢中でした。

それで日本に興味を持ち、日本語を覚えていきました。

しかしその後、日本語への情熱は冷めて行きます。

青年時代

高校に入学すると、なんと!

日本語クラスがありました。

そこで、日本語熱が再燃し、

日本語の勉強を再度開始。

ストックホルム大学に進学し、

日本語を専攻しました。

さらに猛勉強し、学内の交換留学生となりました。

念願かなって、日本へ!

名古屋市の南山大へ短期留学をしました。

しかし、短期留学では飽き足らず、

一時帰国を経て大学4年次に再度来日。

中央大学文学部で1年間学びました。

落語との出会い

中央大学に入学して、

”新歓”で落語に出会いました。

その時はもちろん、落語の存在は知らないので、

よくわからないまま付いていきました。

そしたら、「コントやら漫才やらが面白かった。」と

そのまま「落語研究会」に入部しました。

当初、苦労したことは、正座。

長時間の正座ができずに呻いていました。

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しかし、それも最初の頃だけ。

苦労しながら、努力して落語を覚え、

在学中は学園祭などに出演しました。

長身のため、部所有の

高座着物の寸法がギリギリでした。

高座は大成功!

熱演で来場者をうならせました。

私は、三遊亭じゅうべえさんと同年代ですが、

日本の文化、日本語の出会いが

「ドラゴンボール」や「ナルト」だった

ということに非常に親近感を覚えました。

やはり、「MANGA」は日本の大切な文化ですね。

高校に日本語クラスがあったのも運命を感じます。

その時に再度日本に出会わなければ、

現在の落語家「三遊亭じゅうべえ」は

いなかったかもしれませんね。

落語に惚れた

留学を終えて帰国した時、

待っていたのはストックホルム大学の「卒論」

卒論は迷わず「落語」にしました。

そして無事に卒業後、

29歳の春に再度来日した。

今回は、3年間、演劇専門学校に通いました。

そこで、寄席へ通いづめ、落語を楽しみました。

そして、次第に自身も高座へ上がりたくなっていきました。

三遊亭好楽師匠の弟子へ

弟子入りを志願

色々な落語を聞く中で、

好楽師匠の話芸にほれ込みました。

理由は、噺に「ぬくもりを感じたから」だそうです。

東京・両国寄席の口演後、覚悟を決めて弟子入りを志願ししました。

情熱を注ぎ、日本語で書いた手紙を携えていました。

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好楽師匠の反応は

弟子入りを志願された当日の寄席で、

客席の真ん中で笑っている外国人がいました。

とても目立っていたので、喋っている時から

気になっていました。

トリを終えると、お弟子さんが好楽師匠に

「外国人の男性が師匠にお会いしたい、と言っています」と。

会ってみると、その人が「弟子にしてください」と。

時間がなかったので、

「今はじっくり話せないから連絡先を教えてください。」と言いました。

すると、手紙がすっと目の前に。

好楽師匠は、家に帰ったから奥さんと一緒にその手紙を見ました。

漢字とひらがなで、

「三遊亭好楽さま」

裏返すと

「ヨハン・ニルソン」

文面も漢字です。

『誠に恐縮でございますが…

唐突なお話で申し訳ありません。

いろいろな師匠の噺を聴きました。

好楽師匠は、ぬくもりがあります。

ぜひ弟子にして頂きたい』と。

手紙は3枚ありました。

その後、再度会いました。

「いいの? ここで。」と確認すると、

「はい、修業させてください」と

「それではイチからやりましょう」となり

無事弟子になることができました。

日本に3回来る時点で、よっぽどの日本好きですね。

日本人としては、とても嬉しいです。

落語に惚れていき、

最終的に高座にあがりたくなった。と

日本人で落語好きな人は沢山いると思いますが、

なかなか、高座にあがろうとは思わないと思います。

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三遊亭じゅうべえさんにとって、「落語」は

本当に心惹かれるものだったんでしょう。

また、三遊亭好楽師匠が

さらっと「じゃ、イチからやりましょう」

っていうのも、とってもカッコいいです。

じゅうべえさんの情熱、真剣さが伝わった。

ということなんだと思いますが、

好楽師匠もとても懐の深い方だと思います。

なぜ三遊亭じゅうべえなの?

とても簡単な理由でした。

なんと好楽師匠の10番目の弟子だからだそうです。

ひらがなにした理由は、

皆様に親しみをもってもらえるように。だそうです。

ちなみに本人は、

「侍みたいでカッコいい」

ととても気に入っているそうです。

スウェーデンの両親の反応は?

両親は、たぶん「落語」が何か知らないです。

しかし「好きなことをやりなさい」

と応援してくれているそうです。

じゅうべぇさん曰く、

「まぁ、なんとかなるだろう。ってなもんです。」と。

異国の地で、全くわからないことをしている息子を

手放しで応援できるご両親もとても素敵です。

是非、じゅうべえさんの落語を聞きに来てもらいたいです。

じゅうべえさんは

「いずれ、外国で落語を演じる日も来るだろう。

落語を世界へ広めるのも、自らの役目だと思っている」。

と話しているそうです。

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三遊亭じゅうべぇの落語とは?

2016年に弟子入りされていますが、

弟子入り以降の動画は見つけることができませんでした。

(当然と言えば当然ですが・・・。)

2015年の弟子入り前の動画を見つけました。

是非みてみて下さい。

今はこの時より、はるかに上手にされるんでしょうね。

是非一度聞きにいってみたいです。

まとめ

今回は、

三遊亭好楽師匠の10番目の弟子、

三遊亭じゅうべえさんについて調べてみました。

なぜ日本に来たのか?

なぜ落語が好きになったのか?

どうやって弟子入りしたのか?

などをみてきました。

とても日本好きな方で、私もとても嬉しくなりました。

これからも三遊亭じゅうべぇさんを

応援していきたいと思います!

是非、寄席にも行きたいです。

最期まで読んでいただいてありがとうございました。

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