こんにちはMaruです。
2019年12月23日のファミリーヒストリーで
増田清さんが特集されますが
阿川佐和子さんの祖父で建築家なんです。
けど名前を聞いてもピンとこないので
どんなプロフィール・経歴を
調べれば何かわかるのかと思って調べてみました。
すると功績は大きいのに
どうして知名度が低いのか
その理由が気になったのでまとめてみました。
目次
増田清（阿川佐和子・祖父）知名度が低い理由は？経歴にヒント？
増田清さんと阿川佐和子さんは
祖父と孫の関係でつまりは母方の親族になります。
阿川佐和子さんがとても凄い人ですが
今回は紹介を省きますが
祖父である増田清さんが日本を代表する建築家と聞いて
スゴイ人の家族はやっぱり凄いんだなぁと感じました。
なので増田清さんについて調べてみると
スゴイ建築家のわりに情報が少なく感じたので
いったいどんな人なのか
経歴・プロフィールをまとめてみました。
増田清の経歴・プロフィールは？
氏名：増田清（ますだきよし）
生年月日：1888年9月9日
没年：1977年2月9日
年齢：88歳没
出身：福島県伊達郡
出身校：東京帝国大学
職業：建築家
建築物：三木楽器本店、広島市レストハウス
建築学を学んだ増田清さんは
日本の建築物に鉄筋コンクリート構造を取り入れ
耐震構造物の普及に貢献した人物でした。
日本の古来からの建築物って木造で
地震や火事が起きると
大きな被害を受けてきたわけですが
人々の建築物に対する安全性の意識が変わったのは
関東大震災がキッカケでした。
増田清さんはこの関東大震災以降に設計した建物は
鉄筋コンクリート構造の物がとても多くて
特に大阪では小学校を多数建築したことで
増田清なしには大阪の鉄筋コンクリートは語れない
とまで言われているのです。
1つ目は三木楽器本店で国登録有形文化財の
三木楽器本店です。
住所：大阪府大阪市中央区北久宝寺町3-3-4
2つ目は広島県にある広島市レストハウスで
旧大正屋呉服店です。
出典：https://arch-hiroshima.info
鉄筋コンクリート構造の建物が
頑丈なのは今では当たり前として知られていますけど
増田清さんが手がけていた時代は数が少なく
いわば実績のない時代だったと思います。
鉄筋コンクリート造りが頑丈なのを
実感することが出来たのは
広島市レストハウスが原爆を耐え抜き
現存していることだと思います。
広島市の全てを破壊した原爆でも
増田清さんの手がけた建物を
破壊することが出来なかったんです。
爆心地から遠いから壊れなかったんじゃなくて
爆心地から170メートルという
至近距離にもかかわらず壊れなかったんですよ！
この話を聞くだけで
増田清さんの設計技術がとても高いというのが
理解できるのですが
世間で話題になるのはなぜ少ないんですよね。
増田清の知名度が低い理由は？
建築関係の書籍には増田清さんの名前は
普通に出てくるようなんですが
世間一般的に知名度が低い理由は
世の中の雰囲気にあるんじゃないかなと思っています。
世間で話題になるのは作った人ではなくて
完成した建物なんですよね。
スカイツリーって
日本人なら誰もが知っている建物ですが
それを設計した人物って誰か知らないですよね？
設計したのは日建設計という
タワーや高層ビル建築で実績を持つ会社です。
私が気になるのは
目の前にあるモノであって
目立たない部部には意識が向かないんですもん。
世間の人も同じような感覚だと思うんです。
だから業界では増田清さんは
鉄筋コンクリート構造の第一人者として
認知がされているけれど世間では知名度が低い
という事になったんじゃないかと思っています。
12月23日のファミリーヒストリー
阿川佐和子さんの母方の祖父は
戦前に活躍した建築家。
耐震性の高い鉄筋コンクリートで
学校校舎などを建てていた。
番組司会の今田耕司さんが通った小学校も
祖父の手によることが判明する。
空襲や原爆にも耐え、多くの人命を救った。
Yahoo!JAPANテレビ
今田耕司さんの出身小学校は大阪府天王寺にある
生魂（いくたま）小学校で
実はこの学校も増田清さんが設計した学校です。
大阪の小学校に通っていた人だと
増田清さんの設計した建物の可能性は高そうです。
増田清（阿川佐和子・祖父）知名度が低い理由は？経歴にヒント？【ファミヒス】のまとめ
今回は次のようにまとめてみました。
- 増田清の経歴・プロフィールは？
- 増田清の知名度が低い理由は？
- 12月23日のファミリーヒストリー
増田清さんは建築家として有名なのに
世間では知名度が低い理由について調べました。
理由としては
世間が注目するのは目の前にある事象で
その元となったものではない
という事なのではないでしょうか？
けれど今夜の放送で増田清さんの名前が
少しでも広く認知されたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。