精神科医:岡田俊 発達障害専門、外来はいつ、どこで?経歴や本の評判は?【ごごナマ】

名古屋大学医学部附属病院准教授の

岡田俊(おかだ たかし)先生が、

「ごごナマ」に出演されます。

岡田先生は、発達障害を専門とし、

多くの患者さんをみているのはもちろんのこと、

書籍も沢山出版されています。

岡田先生は、どんな方なのか、

書籍の口コミも含めて知りたいと思ったので、

調べてみることにしました。

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岡田先生の経歴

氏名:岡田 俊(おかだ たかし)

誕生年:1971年

経歴

京都大学医学部を卒業

1997年から京都大学精神科に勤務。

大学院も京都大学で脳病態生理学を研究。

2011年に名古屋大学付属病院へ。

2013年より、名古屋大学附属病院准教授へ。

資格
医師
精神保健指定医 、判定医
財団法人日本臨床心理士資格認定協会認定臨床心理士
臨床研修指導医

著書

80冊以上書かれているみたいです。

多すぎて載せられないので、

経歴、著書の詳しいことを知りたい方は、こちら

岡田先生の得意分野

最初にも書いた通り、発達障害の専門家です。

岡田先生の特徴は、

子ども~お年寄りまで、どの年齢層の方でも、

そのニーズに応じて、診療できることです。

小さい子どもの早期診断や

薬を使った治療はもちろんのこと、

行動面に対しても指導ができます。

さらに、これまで大学での支援や

大人の就労・生活の自立、リハビリテーションも

診療範囲とされてきました。

病院以外でも、発達障害の専門家として、

子育て支援機関や教育機関、

さらに市民や医療関係者へ

情報の提供活動を行っておられます。

資格の所でも書いたが、医師以外に

臨床心理士の資格ももっており、

発達障害の病気としての側面だけでなく、

心の側面にも精通しています。

岡田先生は、

子どもの発達障害だけでなく、

大人の就労支援も行っておられるんですね。

さらに、臨床心理士の資格も持っておられ、

心の部分についても詳しいということで、

安心して診療を受けられそうです。

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岡田先生が診療の時に大切にしていること

時事メディカルのドクターズガイドを

参考にまとめました。リンクはこちら

親御さんがわが子の発達障害を受け入れること

岡田医師によると

「多くの親御さんはわが子のどこかに

違いや育てにくさがあることを感じている。

しかし、実際に医学的に「発達障害」があると言われると、

親御さんはなかなか受け入れることができない。

発達障害と診断されると、親御さんに

さまざまな発達障害や対応についての

情報が提供されたり、

療育を始めとするプログラムや

治療がどんどんと進んでいく。

しかし、その前のところ、

つまり障害があることを受け止めるところで

親御さんがつまずいていることが少なくなく、

そこを受け入れることができないと、

次に進むことができない。

親御さんが今まで感じてきた

お子さんの違いや育てにくさを、

その子の特性としてとらえ、

その特性に応じて、

配慮や工夫を重ねていくことが

大切であること、

そしてその特性のことを

単に「発達障害」と医学的に

呼んでいるだけであることを

心の中でしっくりいくまで、

何度も丁寧に扱う必要がある。」

発達障害は、できるだけ早くその存在に気づき、

その特性に応じた療育的支援や

教育・日常生活上の配慮が望ましいとされているが、

岡田医師は、早期診断/支援は大切ではあるけれど、

まずは親御さんが、きちんと受け入れることを

大切にするべきだ。とおっしゃっているのですね。

岡田医師は、

わが子が発達障害かもしれないと思った親御さん、

発達障害と診断されたばかりの子どもを持つ親御さん

に向けて、

『もしかして、うちの子、発達障害かも!?』(PHP研究所)

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という本を書かれており、その本の中でも、

上記のポイントについても扱っているそうです。

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オーダーメイドの対応を

親御さんがわが子の発達障害を

受け入れることができたら、

次は、具体的な生活のなかでの問題に

対処していく必要があります。

岡田医師は、

「皆に当てはまる、お決まりの対処法はない」

と言います。

「その行動が起きた時の細かな状況を確認しながら、

その子の特性と照らし合わせ、

なぜそのような行動をとるのかを

親御さんと一緒に考えていく。

そこが見えれば、

対応はおのずとわかります。」

解決策が

「時間をおく」

つまり

「子どもの成長や

しかるべきタイミングが来るのをまつ」

というものしかない時もあるとのことです。

周囲の大人が耐えきれず

感情的な対応をすることで

悪循環を来たしていることもあり、

そのような親の心を支えたり、

教育も含めた周囲の大人の対応、

環境を調整することも

医療の役割であると、おっしゃっています。

子どもがこのような時期の親御さんに向けて

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を書かれています。

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親と子の選択を大切に

日々、発達障害の病態や診断・治療に

関する情報は増え続けています。

これらのなかには一貫性のあるものもあれば、

相反するものもあります。

その情報の確かさも様々です。

これまでに明らかになっている事実から、

目の前の問題について適切な判断を下すこと、

それはすべてを医師が下すのではなく、

いま明らかになっている情報を一緒に話し合い

親と子に選択してもらうことが大切です。

日々の生活を一緒に送っているのは

親と子であり、

その方々が納得して選択できない限り、

生活に反映されることもありません。

ここまでのまとめ

岡田医師は、発達障害の方をみるときに

・親御さんが受け入れる事

・オーダーメイドの対応をしていくこと

・親と子が選択していくこと

の3点が大切であるとおっしゃっています。

とても理にかなっているように思います。

さらに、親御さん向けに書籍も書かれていて、

よほど、困っている方たちに自分の思いや考えを

伝えたかったんだなぁと感心しました。

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岡田先生の外来はいつ受診できるの?

岡田先生の外来はいつ、どこでしているのでしょう?

名古屋大学医学部付属病院の准教授ですので、

そこで外来をされていることは間違いないと思います。

名古屋大学の精神科外来のHPをみてみると

「十分な診察・面接時間を確保するため、

初診および再診の患者さんについて

完全予約制システムをとっています。

はじめて受診する患者さんは、

当科の外来に電話もしくは来院して、

予約を取る必要があります。」

とのことです。

さらに、

「特に疾患を限定した専門外来は設けていませんが、

初診時に患者さんから状態などを聞いて、

最も適切な初診医に予約を入れるようにしています。」

とのことですので、自分で先生を指定しての予約は

できなさそうです。

精神科・心療内科の先生から紹介状を書いてもらえると

可能かもしれませんが、、、そればっかりはわかりません。

本の評判について

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評判は上々のようです。

ポイントは

・わかりやすく書いてある。(言葉が簡単)

・イラストが適度にあるので、読みやすい。

・初めて発達障害について読むならとても勉強になる。

・親御さんはもちろんのこと、ケアをする他の大人にも読んでほしい。

(保健師さんや、学校の先生など)

悪い評価としては

・すでに発達障害について色々な本を読んでおり、

もっと踏み込んだ詳しい内容を書いてほしかった。

とのことでした。

入門書や、困っている親御さんなどには、

読みやすくちょうどよい本なのかなと思いました。

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「ごごナマ」に出演

そんな岡田先生が「ごごナマ」に出演されます。

「発達障害」について、身近な日常の場面から

本人はどう考え、周囲の人はどう理解、接したらよいのか

について、話し合う形式の番組のようです。

岡田先生は、そこに専門家として出演されます。

あまりコメントは多くないかもしれませんが、

先生の今までの経験が凝縮された言葉を

聞き逃さないようにしたいです。

まとめ

今回は、発達障害の専門家の

岡田俊先生についてまとめました。

専門家ならではの視点が沢山あり、

とても考えさせられる内容でした。

本も是非読んでみたいと思いました。

長文を読んでいただいてありがとうございました。

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