12月17日放送の「世界ナゼそこに?日本人」で
2人の医師が出演します。
本記事では山元香代子医師についてです。
年間700万円かかるサンビアでの治療費を自費負担する宮崎県の女性医師山元香代子さん。結婚や出産への憧れを捨てきれない時期が辛かったというエピソード。素晴らしい人だと思います。
道なき道の彼方へ ~へき地を診る医師~ – FNSドキュメンタリー大賞 https://t.co/MWSYUEe9BA #fujitv— Kei A (@KeiA_Miyazaki) 2018年11月20日
今回は山元香代子先生がザンビアで
なぜ私財を使ってまで診療をしているのか
気になったので調べてみることしました。
もう一人の医師も調べてます。
与座聡⇒こちら
目次
山元香代子医師のプロフィール
氏名:山元 香代子
出身:宮崎県
出身校:宮崎県立宮崎大宮高等学校 卒
自治医科大学 卒
経歴
自治医科大学卒業後15年の地域医療に従事し
その後WHO西太平洋事務局医務官で活動
2005年~2007年 JICA専門家(フィリピン、ザンビア勤務)
2010年12月 ザンビア共和国医師免許取得
2011年10月 モバイルクリニック(車での移動診療所)開始
2012年7月 NPO法人ザンビアの辺地医療を支援する会 設立
子供のころの山元さんは体が弱くて
往診に来てくれる先生の姿を見て
憧れを持ち医者になることを夢見たそうです。
山元さんがザンビアに向かうとなった時
反対したのはお母さん。
それを説得したのはお父さんだったそうです。
お父さんは末期がんにかかり
息を引き取る数時間前に
電話で話をしたときにお父さんから
日本一の医者だ
と言われたそうです。
ザンビアの貧しい人のために診療する娘さんは
お父さんにとって自慢の娘だったのでしょうね。
ただ、お父さんの最後を見ることが出来なかったのは
さぞ、辛く悲しいことだったと思います。
宮崎県椎葉村って?
宮崎県椎葉村(しいばそん)
情報:椎葉村公式webサイト
人口:平成27年2663人(推定)
宮崎県北西部、九州山地の中央に位置し
総面積537.29km2と広大で
その96%を山林が占め
地形は1,000mを越える峻険な九州山脈に
抱かれ傾斜地が多く、集落はその山間に
点在している自然豊かな中山間の村です。
山元香代子医師の原点
医師となって3年目に日本3大秘境と言われる
椎葉村に赴任しました。
その時の感想を次のように語っていました。
頑張って自宅で病気の両親の面倒を
みたり,あるいは病気の奥さんを抱えながら
生活している人たちなどをたくさん見ました。
そうして真面目に懸命に生きていらっしゃる
人たちの応援ができるようなそういう医者に
なりたいと思ったのが私の原点ですね。
赴任当時の村民の状態は収入が少なく
都会では当たり前のようにできた治療が
通用しない事を知ることが出来たそうです。
そのため一生懸命に生きている人たちに
私が出来ることは何だろうと考えながら
へき地医療を続けていったようです。