精神科医:崔秀賢 いわくら病院での開放医療への挑戦、精神科医療の行方は?【こころの時代】

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これからの精神病院のありかた

現在、岩倉病院では認知症疾患治療病棟を除いて

開放病床が実現しています。

しかし、日本全国で開放病棟は50%に達していません。

さらに、精神病の患者さんたちが退院していった時に

社会が受けれる土壌がまだまだ育っていないのです。

そのため、退院しても行くところがなく

病院生活を余儀なくされる方が沢山います。

いわゆる「社会的入院」です。

このような状況がまだまだあるため、

山登りで言うとまだ5合目か6合目だと感じています。

崔先生の思い

生きていれば誰しもつらいことがあります。

にもかかわらず、つらい上にもつらい思いを

している方たちをはじき出して、

私たちは本当にしあわせなのでしょうか。

そんな思いがいつも心の中に生じます。

競争社会の中で、子どもの頃から

勝ち負けばかりが問われる昨今ですが、

世の中にはどうしようもないこともあるし、

歯をくいしばっても、

なかなか思うように生きられない方がいるのです。

そのことを知り、お互いをもう少し

温かい目で見られるようになれば、

人間はもっとやさしくなれるのではないでしょうか。

少年時代に感じた「人はなぜ生きるのか」

そして「差別がなぜあるのか」というという

疑問への答えはまだ出ていません。

それを探すことそのものが、生きることなのかもしれませんね。

これからもこのいわくらという場所で、

静かに、熱く、自らの信じる道を歩んでいきたいと思います。

岩倉病院 HPより

ここで、崔先生の話は終わりです。

私の感想を書きたいと思います。

精神病を持っている人に関わらず、

人は、自分でどうにもできないものにぶつかることがあります。

わかりやすいのは、「病気と死」だと思いますが、

会社が倒産したり、地震や津波で被害を受けたり、

ということの自分ではどうにもできないことです。

最近の世の中は「自己責任」の風潮が強すぎて、

とても生きずらいと感じます。

皆、「自分ではどうにもできないものを一定量抱えながら、

頑張って生きている。」と私は思います。

だから、其々の人がもう少し周りの人に優しくなって、

支え合える社会が作っていけないものかな。

と思ってしまいます。

そうでないと、とても冷たく、寂しい社会になるような気がするのです。

精神科の方への、差別/偏見も近いものがあると思います。

もう少し、沢山の”辛さ”を抱えた人にやさしく

できらたな。と思いました。

読んで下さりありがとうございました。

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こころの時代に出演

そんな崔先生が、

こころの時代~宗教・人生~に出演されます。

再放送ですが、崔先生はどんなことを

語られるのでしょう。

とても気になります。

本当に優しい先生だと思います。

そんな先生が語られる大切な言葉を

私も心に刻みたいと思います。

まとめ

崔 秀 賢先生の少年時代~現在までをまとめました。

崔先生の開放医療への挑戦

沢山の困難・逆境にも負けず、

自分の信念を貫き通した崔先生の姿は

本当に素晴らしかったです。

私もまとめていて、とてもためになりました。

長文を最後まで読んで頂きありがとうございました。

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